こんにちは。広尾にある美容室HAIRSALON-Sです。今回は育毛剤と発毛剤の違いについて簡単にお伝えいたします。
育毛剤と発毛剤は、髪の毛に対して異なるアプローチをしております。
育毛剤は、髪の毛を健康的に育てるために必要な栄養素を頭皮に与えることを目的としています。頭皮環境を整え、髪の毛の成長を促進する成分が含まれています。育毛剤は、頭皮の血行を促進する成分が多く含まれているため、頭皮の血流を改善することで髪の毛の成長を促進し今ある毛髪を太くしっかりと成長させていきます。代表的な成分には、センブリエキス、アデノシン、ビタミンB群、ニコチン酸アミド、パンテノールなどがあります。
一方、発毛剤は、薄毛や抜け毛の原因となるホルモンのバランスを整えることを目的としています。男性型脱毛症や女性の薄毛には、ホルモンの異常が原因となることが多く、発毛剤はこのホルモンバランスを整えることで、今ある毛髪と新たな髪の毛の成長を促進します。代表的な成分には、フィナステリド、ミノキシジル、トコフェロール酢酸エステル、セファランチン、グリチルリチン酸ジカリウムなどがあります。フィナステリドは、男性型脱毛症の治療薬としても使用されており、ミノキシジルは、元々高血圧治療薬として開発された成分で、後に薄毛治療にも使用されるようになりました。ミノキシジルは、頭皮に直接塗布することで血行を促進し、毛母細胞の活性化を促す作用があります。
ただし注意しなければならないのが、発毛剤には副作用がある場合があります。特に発毛剤に含まれる、フィナステリドやミノキシジルの成分が、性機能障害や頭皮のかゆみやかぶれ、頭痛、めまいなどリスクがあるとされています。副作用がある場合には、すぐに使用を中止し、医師に相談することが必要です。
育毛剤にもミノキシジルが配合されている場合があるので成分表は必ず確認することをお勧めいたします。特に発毛剤を使用する場合には、医師や薬剤師に相談してから使用することが重要です。
以上が育毛剤と発毛剤の違いとなります。商品を選ぶ参考に少しでもお役に立てれば幸いです。
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