皆様こんにちは。広尾にある美容室HAIRSALON-Sです。これから夏を迎えるにあたって気をつけたい紫外線について少しお話をしたいと思います。
紫外線は1年中地上に降り注いでいますが、特に強くなる時期は4月~9月頃とされています。その中でも6月~8月は紫外線量がとても多く、日焼けしやすい季節と言われております。
・紫外線とは何か?
紫外線は太陽から放射される電磁波の一種であり、可視光線の次に短い波長を持っています。主な種類としては、A波(UVA)、B波(UVB)、UVCがあります。紫外線は肌の日焼けやシミ、しわの原因としてよく知られていますが、抜け毛にも影響を及ぼす可能性があります。
A波(UVA)は真皮に届き、「シワ」、「たるみ」の原因に
血管や神経などが通る真皮にまで影響を与えるのがUVAになります。表皮はコラーゲンやエラスチンなどの細胞が支えており、UVAはこれらを変性させてしまい、ダメージが大きい場合は細胞同士が切れてしまうことも。このように表皮を支えることができなくなると、肌はシワやたるんでいきます。また真皮は、毛髪を支える器官である毛包や髪の毛の細胞である毛母細胞、毛母細胞の細胞分裂をコントロールする毛乳頭細胞があり、毛髪にとって大切な部分です。
B波(UVB)は表皮に届き、「炎症」「シミ・ソバカス」の原因に
人の皮膚は表面に見えている表皮、表皮の下にある血管や神経などが通る真皮、真皮の下に脂肪のある皮下組織の3つに分かれています。UVBを受けることで、表皮にあるメラニン色素がダメージを軽減するためにメラニンを生成し、肌のターンオーバーによって皮膚の表面に見えてくるのがシミです。
UVCは、オゾン層にほとんど吸収されてしまうため、地表にはほぼ届きません
それらを踏まえ 紫外線が抜け毛に与える影響は、主に以下の2つの要素に関連しています。
a. 頭皮のダメージ =頭皮は直接太陽光線にさらされることが多いため、紫外線によるダメージを受けやすい部位です。長時間の日焼けや紫外線の過剰な暴露は、頭皮の乾燥や炎症を引き起こす可能性があります。これにより、健康な髪の成長が妨げられ、抜け毛のリスクが高まることがあります。
b. 髪のタンパク質の変性= 紫外線は髪のタンパク質であるケラチンを変性させる可能性があります。ケラチンは髪の主要な構成要素であり、健康な髪の成長と強さに重要な役割を果たしています。紫外線によるケラチンの変性は、髪の脆弱性や抜け毛の増加につながる可能性があります。
紫外線対策で使用する日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」について
紫外線には表皮に届きシミやソバカス、炎症の原因になるUVB、真皮に届いてシワやたるみの原因になるUVAの2種類があります。どちらも毛髪や頭皮にとってダメージになりえるものですので、しっかりと対策する必要があります。
UVBは「SPF」
日焼け止めでよく見かけるSPFというのは、 炎症やシミ、ソバカスをブロックするのに効果的とされています。1から50、または50+(50以上)の数値で表記されており、数値が高いほど炎症を防ぐ効果が高いです。
UVAは「PA」
もう一つの表記でPA++といった表記があります。これはシワやたるみなどの原因になるUVAを防止します。+の数が1つから4つ(+~++++)の4段階で表示されており、+が多いほど効果が高です。
これからの季節しっかりと対策をし、頭皮や肌へのダメージを最小限にしていきましょう。
当店でのおススメUVケアは以前のブログ記事でもご紹介させて頂いた「セフィーヌ UVカットシャワーアロマガード」です。
SPF,PA共に最高数値で紫外線をシャットダウン。天然アロマ効果により虫よけにもなる、この夏頼りになる商品です。ノンケミカル処方によりお子様にも安心して使用できます。
HAIRSALON-Sは広尾にある美容室で1席のみの完全プライベートサロンです。ゆっくりとご自分のお時間をお過ごしいただける空間を提供しております。ヘアデザインに加え、育毛、オーダーメイドウィッグ、増毛エクステにも注力しております。お子様連れの方、髪や頭皮に悩みを持つ方、美容室が苦手な方にも安心してご来店いただいております。広尾で美容室をお探しの方はお気軽にご相談ください。
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