皆様こんにちは。広尾にある美容室HAIRSALON-Sです。夏休みが近づき海やプールに行こうと考えている方は多いと思います。そこで、今回は楽しんだ後の頭皮・髪のケアをご紹介いたします。
海やプールに入ることは、多くの人にとって楽しくリフレッシュできるアクティビティです。しかし、海やプールの水には髪や頭皮に影響を及ぼす特定の性質があります。その中でも特に注目すべきは、水のpH(水素イオン濃度)の変化です。なぜ海やプールに入ると髪や頭皮はアルカリ性になるのでしょうか?ここでその理由をご説明します。
1.塩素の存在(プールの場合): プールの水には塩素が含まれています。塩素は殺菌効果があり、プールの水を清潔に保つために使用されています。しかし、塩素はアルカリ性の物質です。プールに入ることで、塩素が髪や頭皮に付着し、水のpHをアルカリ性に変える可能性があります。
2.海水の成分: 海水は主に塩分で構成されています。海に入ると、塩分が髪や頭皮に付着し、髪や頭皮の水分を奪うことがあります。塩分による水分の喪失は、髪や頭皮を乾燥させ、アルカリ性の状態に傾ける要因となります。
3.環境要因: 海やプールの水は一般的に水道水とは異なる環境にあります。水道水は中性またはわずかに酸性ですが、海やプールの水は塩素や海水成分などの影響を受けるため、アルカリ性に傾くことがあります。この環境要因も、海やプールに入ることで髪や頭皮のpHがアルカリ性に変化する理由の一つです。
これらの要因によって、海やプールに入ることで髪や頭皮のpHがアルカリ性に変化する可能性が高まります。アルカリ性の状態は、髪のキューティクルを開き、水分の喪失や髪のダメージを引き起こします。
ケア方法としては、海やプール直後のシャンプーは「弱酸性系シャンプー」にすることをおススメします。
弱酸性シャンプーは、髪の自然なpHバランスに近い酸性のpHを持ち、髪のキューティクルをしっかりと閉じることで水分を保持し、ダメージを最小限に抑える効果があります。また、弱酸性のシャンプーは通常、刺激が少なく、頭皮への負担も軽減します。 海やプールに入った後の髪や頭皮は、塩分や化学物質などの影響を受けることで乾燥しやすく、ダメージを受ける可能性も高まります。弱酸性シャンプーを使用することで、pHバランスを整え、髪と頭皮の健康を保つことができます。
海やプールに行った後2、3日は弱酸性シャンプーを使用しpHを整えてから、普段使用しているシャンプーに戻すことがダメージを最小限に抑えるポイントになります。
今年も猛暑が続いておりますが、夏のレジャー正しいケアで存分に楽しんでください。
HAIRSALON-Sは広尾にある美容室です。1席のみの完全プライベートサロンのため周りに気を遣わずゆっくりとご自分のお時間をお過ごしいただける空間を提供しております。お子様連れの方、髪や頭皮に悩みを持つ方、美容室が苦手な方にも安心してご来店いただいております。当店はヘアデザインに加え育毛、オーダーメイドウィッグ、増毛エクステにも注力しております。
広尾で美容室をお探しの方はお気軽にご相談ください。
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